01代表メッセージ

大阪体育大学を卒業後、二年間、学生時代に熱中していたスキー（モーグル）をしながらオーストラリア、ニュージーランドにて過ごす。
そこで働きながら海外の建築のカッコよさに影響を受け、帰国後 タイル職人の父のもとで三年間修業。その後、2000年に現在のマイトを立ち上げる。

かれこれ5年以上欠かさず、毎朝インスタグラムにタイルの事をアップし続けていることから、
別名「タイルマン」とも呼ばれています。
このボク達が行っている「床の滑り止め工事業」は、２００８年当時は「安全対策」や「転倒防止対策」の方法として、まだまだ社会に認知されていなかった頃に事業の一つとしてスタートしました。その後、駅や高速道路、マンション、商業施設、大浴場、水族館、病院、学校施設といったありとあらゆるシチュエーションと床材の現場を経験し、今では滑り止め工事の第一人者に。

元々の始まりがタイル職人であった強みの『床の素材を見極める力』を滑り止め工事に活かすこと、
そして滑り止め工事で必要な『床材をメンテナンスする知識』を再びタイル工事に活かすといった形で、今メジャーリーグで大活躍する大谷翔平選手のように「床業界のリアル二刀流」の仕事をしながら日々を過ごさせてもらっています。

そして２０１８年には、滑り止め工事のプロ集団「一般社団法人アンチスリップ・ラボ」を設立しました。設立当初は５社からのスタートでしたが、今では全国３４社（２０２１年８月現在）が加盟する少数精鋭組織の理事も兼任しています。

現在では、同アンチスリップ・ラボに加盟するメンバーや関係者には研修会を、これから加盟されるメンバーには新人研修会を行い、この業界のレベルを更に上げていく活動も積極的に行っています。

そのことが、この仕事を始めた当初のボクの目標であった「ひとつでも多くの転倒事故を未然に防ぎ、当たり前の歩行を演出する」という、自分の喜びだけではなく、仲間の喜び、そして社会の喜びに繋がっていることが　少しずつ肌で感じることができるようになってきています。

とは言えこの「世の中から転倒事故を無くしたい」という活動も、ボク達の力だけではまだまだ足りません。どうか施設の管理者さん、設計士さん、ゼネコンで働く皆さま、そして建築に携わる皆さまのお力を貸していただけないでしょうか？

まずはひとりでも多くの人に知ってもらうこと、「おおお!!」とその効果に驚いてもらえるように、これからも日々精進して参ります。