【滑り止め工事で失敗しない業者選び③】見積もりのとき、この質問をするだけで防滑工事業者の実力は見えます。―金額を比べる前に、聞いてほしい5つのこと。

見積書ではわからない部分、聞いて欲しいことがあります。

このご時世、施設のルール上、
相見積もりを取る必要がある場合もありますよね…

そこでもし滑り止め工事の見積もりを何社か取る場合には

「A社は㎡あたり○○円、B社は○○円」

と、まず単価に目が行くと思います。

もちろん、費用はとても大切です。
施設の予算には限りがあるので、
比べるのは当然のことであると、
私自身も理解している前提でお話ししていきますね。

特にここ何年か、滑り止め工事の職人の目線から現場で感じているのは、

同じ「滑り止め工事」という名目でも、
見積もりに入っている中身や質は会社によって違う。

ということです。

見積書の単価や総額だけを並べて比べると、
実際には同じものを比べていない、ということが起こります。

☑ 見積もりの金額には、「見えない工程」が入っています

滑り止め工事ASL工法では、施工中に特殊な液剤を床に塗り、
タイルや石の表面に反応させて、目に見えないほど小さな穴を無数につくります。

加工が終わったら液剤を回収し、残りを水できれいに洗い流します。

なので、施工後の床の表面には何も残っていません。
何かを上に乗せて滑りにくくしているのではなく、
床そのものを、濡れても滑りにくい状態に変えているのです。

たとえるなら、パーマに近いかもしれません。
液をつけて髪の形を変え、最後に洗い流す。
液は残っていないけれど、形はしっかり変わっている。

そしてこの工事で、仕上がりを大きく左右するのが、
施工前の洗浄、そして下地処理です。

長年の汚れ。
コケや油分に水アカ、排気ガス、
石鹸カスや皮脂。

こうしたものが床に残ったままだと、
液剤を決められた量だけ使っても、床そのものにきちんと反応しません。

・効果が出ない。
・場所によって効き方がムラになり、かえって危ない状態になる。
・そもそも効きが弱くなるので、その効果自体も長続きしない。

防滑工事を行う会社の基本中の基本である洗浄/下地処理が正しくできていないと、こういうことが起こります。

汚れにも種類があります。
その現場の汚れが何なのか、どう落とすべきなのか。

床材を見極める目と同じように、
汚れの質を見抜く目、現場の状況を見極める目が必要になる工程です。

見積もりの金額には、
こうした施工前後の処理工程がすべて入っているかどうか。
ここに、会社ごとの差が出ます。

☑ 見積もりを取るとき、聞いてみてほしいこと

もし複数の会社から見積もりを取るときには
金額が提示された時に、こんなことを確認してみてください。

①「今回の床材は何ですか?」
その床材がタイルなのか石なのか。どんなタイルで、どんな石種なのか。
ここを見極められないと、マニュアルどおりの施工しかできず、
現場ごとの違いに対応できないことがあります。
(※マニュアルが悪いわけではありません。マニュアルだけでは足りない、ということです)

②「施工前の洗浄や下地処理は、どのようにされるのですか?」
何の汚れを落とす必要があって、どう洗浄/下地処理するのか。
ここを論理的に答えられる会社かどうかは、大きな判断材料になります。

③「施工前後の効果を、数値で示してもらえますか?」
実際の現場では体感的に滑る/滑らないの効果を出すことが大切ですが、
滑り止め工事会社として、どのような方法で測るのか、
その数値が何を意味するのかも、聞いてみてください。

④「施工後に、写真や報告書を出してもらえますか?」
ASL工法は施工前後で見た目がほとんど変わらないため、
「本当に施工したの?」が分かりにくい工事です。
そしてもう一つ。毎回の記録を残している会社でなければ、
その後、施設担当者様からのメンテナンス方法やご質問やご相談など、
施設の安全性を保つ上で長くお付き合いすることが難しくなります。
担当者の方が変わることもありますし、
何年も経てば、当時のことは誰も覚えていませんから。

⑤「同じ業界や、似たような条件の現場での実績はありますか?」
ホテルならホテル、大浴場なら大浴場。
同じような現場を経験しているかどうかで、判断や施工の精度は変わります。

見積もりに「一式」と書かれた項目があれば、
その中身を聞いてみるのもいいと思います。

聞いたときに、きちんと答えてくれるかどうか。
それも、業者を選ぶ一つの材料になります。

☑ 安く見えた見積もりが、あとで高くつくこともあります

実際に、私たちのところには
他社で施工されたあとのご相談をいただくことがあります。

あるホテルのロビーでは、鏡面仕上げのタイルが液剤で荒れてしまい、
表面がムラになっていました。
私たちは、その床をおさめに伺うこともあります。

別の現場では、費用が安いという理由で選ばれた業者さんが施工されたものの、
「効果を感じられたのは最初だけ。」
すぐに滑りやすさが戻ってしまったと、私たちにご連絡をいただきました。

結局はどこの業者さんがされたのかわからない工事の問題解決として呼ばれることも少なくありません。
その現場でも私たちで施工をやり直すことになり、
施設担当者さんが、「最初の工事と合わせると安物買いの銭失いだった」と嘆いておられたこともありました。

そんな時に担当の方からよく言っていただけるのは、

「最初からマイトさんに頼んでおけば良かった」

ってことです。

ほんと、ありがたい言葉です。
もちろん私たちとしては、最初の工事で失敗せずに済んだ方が
お客様にとって良かったはずだと思っています。

でも、そうやって一人でも多くの方のお困りごとを解消できたこと、
また滑り止め工事業界に不信感を持たないで済んだこと。
それは、ほんの小さな積み重ねかもしれませんが、
私のライフワークになっています。

とは言え、滑り止め工事自体は、まだまだ歴史の浅い業界です。
なので残念ながら、経験の少ないまま、絶対的な練習量が足りていないまま
どんな床にもマニュアルどおりに施工してしまう業者さんもいます。

その結果…

効果が長続きしない。
効き方がまばらになる。
お客様の大切な財産である床の美観を、損ねてしまう。

ということが、実際に起きています。

お見積もりの金額は
工事の効果が確約されたものではなく、工事の入口にすぎません。
大切なのは、工事が終わったあとに、その床がどうなっているかです。

施設管理の担当者の方へ。

見積もりは、社内で説明するための資料にもなります。

お見積もり書は、担当者の方が上司やオーナー、
理事会に説明するための大切な材料です。

そのとき、

「なんでこの会社にしたの?」

「こっちの方が安いけど?」

と聞かれることもあると思います。

何にいくらかかっているのか。
なぜその工程が必要なのか。

それが分かる見積もりなら、担当者の方も説明しやすくなります。

「単価はこちらの方が高いですが、洗浄と測定、そしてアフターフォローまで入っています」

そう言える見積もりかどうか。

私たちは、見積もりを出して終わりだとは考えていません。

お問い合わせをいただいた時点から、
私たちは担当者の方と一緒に、
施設の安全をつくるチームだと思っています。

稟議を通すこと。
上の方に納得してもらうこと。
施設の安全対策としての滑り止め工事をする前に、
施設担当者の方が越えなければいけない山を、一緒に越えていく。

それも、私たちの大切な仕事の一つです。

そして工事が終わったときが、ゴールではありません。
そこからが、担当者の方と一緒に安全を守っていくスタートです。

☑ どうぞ、比べてください

見積もりを比べること自体は、まったく悪いことではありません。

ただ、比べるなら、
金額だけでなく、見積書の中身をそろえることが、なにより重要です。
どれかひとつでも抜け落ちていると、比べる意味がなくなってしまいます。

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そして、比べるときにもう一つ見てほしいのが、施工実績です。

私たち株式会社マイトは、
滑り止め工事ASL工法で2021年から5年連続、
関西だけでなく全国での施工実績数第1位。

さらに、ASL工法の施工会社が全国に約50社加盟する
一般社団法人アンチスリップ・ラボの表彰式でも
5年連続全国MVPをいただいています。

現在までにアパホテル様をはじめ、
新千歳から那覇まで全国の空港、
伏見稲荷大社様、アドベンチャーワールド様、
パナソニック本社様など、
さまざまな現場で施工させていただいてきました。

施工実績は、ただの数字ではありません。
それだけ多くの床を見て、それだけ多くの判断をしてきた、という経験そのものです。

この「施工実績の見方」については、次回もう少し詳しくお話しします。

比べていただいたうえで、選んでいただけたら。
私たちは「滑りを止める」だけではなく「施設の安全を一緒に作る」パートナーとして
長くお付き合いができるよう施工させていただいています。

「滑らない」を、未来の常識に。

防滑職人 佐々木康至

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株式会社マイト

●対応エリア
関西一円(大阪・京都・奈良・兵庫・和歌山)
案件によっては全国対応もさせていただいてます。
(北海道から沖縄、ベトナム、台湾でも施工実績あり)

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https://mate-asl.com

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