15年前には全く見えなかった景色

最近は有名なホテル様や施設様からでも、およびが掛かるようになり、
頻繁に現地でプレゼンを行ったり、テスト施工を行うようになっています。

でもね、現在のこの当たり前なような日常って、
僕がこの仕事を始めた15年前には全く見えなかった、
感じることができなかった状況なんですよね。。

こんにちは。
これを書いてる僕は大阪で滑り止め工事の施工会社を営む現役15年の防滑工事士です。

当時は、世の中にまだまだ滑り止め工事/防滑工事の認知度もなく
安全対策としての意識も今ほど盛り上がってなかったように記憶しています。

いまでこそ、施設で転倒事故がおころうものなら、
怪我をされた方のけがの心配はもちろんのこと
その施設の方、管理の方にも大変大きな責任がのってくる時代になっています。

その昔、営業経験が全くゼロだった僕は、営業先のお客様から
「雨でも、水でも、そんなんコケるほうが悪いねん!」

な~んて言われて、当時は何も言葉が返せず、
恥ずかしいやら悔しいやらの経験をしたのをよく覚えています。

ほんと15年前にこの滑り止め工事を始めたときには、
いくら事前に練習しようが
手応え充分な説明をしようが、
どこの誰にも相手にされていませんでした…笑

でも、ようやく最近になって
どこの誰でも知ってる企業や施設からでも
「話を聞かせて欲しい、試して欲しい」
とか、普通に言われるようになってきたもんやなと…

ひとりポツンとテスト施工の待ち合わせ時間よりも早く着きすぎて、
その出番を待ってる時間にしみじみと思っているのはそんなこと。。


まぁまだまだ歩みは遅いかもですが、
これからも地道にコツコツと「滑って危ない」を減らし
ホテル宿泊者の「笑顔」が増やせるよう、
工事の腕を上げ続けていきたいと思います。

一般社団法人アンチスリップ・ラボ 理事
佐々木 康至

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